当院のBPSデンチャーはスイスで開発された生体機能補綴システム「BPSシステム」を日本人向けに改良した最新の入れ歯製作法です。咀嚼時の筋肉の運動を型取り、歯が残っていた頃の噛み合わせやお口の高さを特殊な装置で測定し製作する非常に精度の高い入れ歯です。
また、リハビリ用のBPSデンチャーも使用することにより失われた筋肉の回復も可能になり最大の治療効果を得ることができます。
- お口の動きに合わせた型取りを行うので入れ歯が動きにくい
- 歯が残っていた頃の噛み合わせを見つけることが出来る
- お口の高さを回復することで口元のシワが少なくなる方もいる
- 入れ歯の色が変わりにくく臭いも付きにくい
- 床の厚みが薄く、違和感が少ない
BPSデンチャーと従来のものを比較すると、製作方法から素材など違いがあります。通常入れ歯製作の型取りでは、口を開いた状態で1回型取りを行いますが、BPSデンチャーの場合は複数回にわたり型を取ります。
また、お口を「イーウーイーウー」と動かしていただき食べ物を噛んでいるときの動きを入れ歯に再現します。BPSデンチャーは歯科技工士も診療に立ち会う事があり、歯科医師の患者様を診る目線、歯科技工士の入れ歯を作る目線で最適な入れ歯を製作していきます。
その結果、噛みやすく、痛くない、外れにくい、そして自然な見た目の入れ歯に仕上がります。素材は強度が高く、着色しにくく、臭いも付きにくい素材を使用しており、保険の入れ歯に比べて清潔に保てます。
CCRデンチャー
精密重合樹脂と金属床を組み合わせた入れ歯です。金属床の素材はPGA、チタン、コバルトの中から選べます。PGAはプラチナと金が主体のプラチナ金合金です。CCRデンチャーは割れにくく、温度を感じやすいという特徴があります。発音がしやすく、しっかりと噛むことができるため、残りの歯が少なく、噛み合わせがずれてしまった方におすすめです。
BPSデンチャー
CCRデンチャーと同じく、精密重合樹脂と金属床(PGA、チタン、コバルトのいずれか)を組み合わせた入れ歯です。CCRデンチャーと違うところは、ご自身の顎に合わせたトレイで型どりを行うことです。口から外れにくく、噛みやすい入れ歯が得られます。
BPSデンチャーとBPSリハビリデンチャーの併用
BPSデンチャーの前にリハビリデンチャーを併用する方法です。リハビリ用義歯は一定期間装着することで噛み合わせや顎の関節を適切な状態に戻すための入れ歯です。歯がなくなったところにいきなり入れ歯を入れても噛み合わせの違和感が残ることがあるため、仕上がりの入れ歯の適合をより良くするためにはリハビリが必要なのです。
ファイナルデンチャーの前にリハビリ用義歯を入れて会話や食事を行うことで、より心地よい入れ歯の装着感を目指します。
BPSデンチャーは保険の入れ歯や金属床の入れ歯と比べ非常に精度の高い入れ歯になります。以下に当てはまる方はBPSデンチャーをご検討されてみてはいかがでしょうか。
- お食事やおしゃべりを思いきり楽しみたい
- 口元が気になって笑えない
- 何度も作り変えたが合わない
- 入れ歯が動く、落ちる、痛い
- 最大の治療効果を求める方