入れ歯のフレームで金属アレルギーになることはあるのか?
入れ歯には様々な金属が使われることがあります。部分入れ歯には入れ歯のフレームになる大きな金属がありますし、入れ歯を固定するクラスプという留め金を利用して入れ歯を固定します。入れ歯を固定する時に利用する金属は実は金属アレルギーの原因になることがあり、しっかりと基本的な知識を身につけておく必要があります。部分入れ歯を利用する時に役立つ金属アレルギーの知識を身につけておきましょう。
金属アレルギーというのは金属のイオンが体内に溶け出してしまうことで起こるトラブルです。金属アレルギーというのは金属本体が引き起こすものではなく、金属が体内に溶け出した後に体内のタンパク質と結合することでタンパク質が変性し、このタンパク質が原因となってアレルギー反応が起こる病気です。アレルギー反応というのは体が過敏反応を起こした結果起こる免疫の異常で、様々な病気の原因になります。
お口の中にかゆみが出てきたり、炎症が出てきてしまい、さらに症状がひどい場合にはお口の中だけでなく全身にも様々なトラブルが出てきてしまいます。皮膚のトラブルとして知られているものでは掌蹠膿疱症という病気があり、この病気が原因となってお肌や足に炎症が出てきてしまいます。
入れ歯の材料でもお口の中に溶け出してしまうと金属アレルギーが出てきてしまう原因になります。金属アレルギーが気になる場合には検査を行うこともできるので、不安がある場合には歯医者に相談をするようにしましょう。
2018年10月25日 (木)
|カテゴリー: 未分類