入れ歯を選ぶときにはいくつかのポイントがあり、知識を身につけて入れ歯を選ばなければ入れ歯選びに失敗してしまいます。入れ歯を選ぶ上で欠かすことができないいくつかのポイントを押さえるだけで入れ歯選びが非常に容易になります。入れ歯選びの基本についてみなさんにご紹介いたします。

入れ歯を選ぶためにまず気をつけたいのが材質の違いです。入れ歯を選ぶときには入れ歯の材質を理解し、自分の望んだ材質の入れ歯を選びましょう。入れ歯の材質には大きく分けてレジン・金属があります。レジンという材料はプラスチック材料なので、温度を伝える能力が低く、入れ歯を使って食事をしているときに温度が伝わらないというデメリットがあります。また、入れ歯を作るときにもある程度の頑丈さが必要になるので、入れ歯自体が分厚くなってしまい、お口に対する違和感が非常に強くなります。

一方、金属を利用した金属床の入れ歯はこのようなデメリットが解消された非常に使い勝手の良い入れ歯です。入れ歯を作る金属は頑丈さがあるので、入れ歯を薄く作ることができ、温度も自然に感じることができます。チタンなどの材料を利用すると入れ歯の重さも軽減できるので、違和感が大きい入れ歯で悩まれていた場合には金属の入れ歯を検討してみましょう。