つめ物やかぶせ物の寿命について
詰め物やかぶせものを利用している患者さんの数は非常に多く、どれくらいの寿命があるのかしっかりと理解しておかなければ古くなり、作り変えが必要な詰め物を使い続けることになり、治療を受けなければいけなくなります。詰め物やかぶせものの寿命について皆さんに詳しくご紹介いたします。
詰め物やかぶせものというのは、作ってから10〜15年程度で寿命を迎えることがわかっていて、詰め物や被せ物の治療を受け、これだけの期間が経過した後にはその詰め物が利用可能なのかどうか検査してもらわなければいけません。詰め物の下に虫歯が広がる二次カリエスなどがあると虫歯が詰め物の下で進展してしまい、詰め物の交換が必要になります。詰め物を利用して治療を受けるときに、わずかな詰め物の変形や歪みがある場合にはこのような二次カリエスにかかるリスクが上昇してしまうので、被せ物や詰め物を作った後には、二次カリエスがないかどうか、定期健診を受けるようにしましょう。
詰め物や被せ物がピッタリと適合し、長く使っても問題にならない場合には一般的な寿命の期間を迎えても利用し続けることができます。頻繁に詰め物が外れたり、詰め物や被せ物をつけた後に歯に大きな違和感を感じたときには詰め物があっていない可能性があり、被せ物を作り変えたり詰め物を作り変える治療を受ける必要があります。詰め物の作り変えの治療は保険適応で治療を受けられるので、費用負担もそこまで大きくありません。詰め物を利用するときには寿命を意識し、治療を受けた歯を長く使い続けるように心がけましょう。
2018年9月1日 (土)
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