喫煙は歯周病に関係するのか?
喫煙と歯周病は密接な関係があり、歯周病と喫煙の関係を多くの歯医者が言及しています。歯周病の治療を行うときには汚れを取り除くことが何よりも重要ですが、この汚れを取り除くに当たり、実はタバコが大きな邪魔をしてしまいます。このほかにもタバコには大きなデメリットがあります。基本的な知識を身につけるようにしましょう。
喫煙をしている方は、歯周病などのお口の病気を抱えやすく、注意しなければ様々なデメリットを被ってしまいます。喫煙を経験すると、タバコの煙の中の有害な成分がお口の中から全身に回り、細い血管を収縮させてしまい歯周病などの炎症が起こっている組織の治りを悪くさせてしまいます。お口の中の細い血管は一度収縮すると治りが悪く、治療にとって大きな妨げになります。歯周病は慢性的な炎症が起こる疾患なので、炎症が起こっているときにさらに炎症悪化を引き起こすような物質を摂取してしまうと、体にとって大きな負担になります。歯周病が続いてしまうと、やがて歯を支える骨が溶けてなくなってしまい、歯を失う原因になってしまいます。
また、タバコのヤニが歯に付着すると歯茎の炎症を惹起してしまいますし、汚れが落としにくくなってしまいます。汚れが目立つときには適切なプラークコントロールが必要になります。タバコを吸うということは歯周病を大きく悪化させる要素をいくつも抱えることになります。歯周病がひどいときには禁煙を考えるようにしましょう。
2018年8月17日 (金)
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