金属床の入れ歯とは?
金属床の入れ歯というのは保険適応で利用される保険義歯ではなく、自費診療で利用できる金属を利用した義歯で、この義歯を利用する事で非常に快適で自然な入れ歯を手に入れる事ができます。金属床義歯についての基本的な知識を身につけ、納得のいく治療を選べるように役立てましょう。
金属床義歯というのはレジンというプラスチックで作成した義歯と異なり、金属を利用して顎をすっぽりと覆ってしまう義歯で、頑丈で、薄く、そして温度も自然に伝えてくれるという嬉しい性質のある義歯です。現在頻繁に利用される義歯の材料として広く知られているのが、金・コバルトクロム合金・チタンの三種類で、それぞれの特徴を理解しておくと治療を受ける上で役立ちます。金を利用した入れ歯は機械的な破損が起こらない限り長期にわたって利用できるという特徴があり、酸化などのトラブルに強いというメリットがあるのです。一方、コバルトクロム合金は金よりも安価で、熱伝導率も高いので、多くの入れ歯に利用されており、手軽に使いやすいというメリットがあると言えるでしょう。また、チタンという金属は非常に軽いもので、上顎の入れ歯に利用すると軽く、落ちにくい入れ歯を利用する事ができ、非常に人気のある材料の一つです。
入れ歯というのは材料によって性質が大きく変わります。しっかりと満足のいく入れ歯を利用できるように、基本的な知識を身につけましょう。
2018年7月3日 (火)
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