保険義歯と自費義歯の違いについて
皆さんは保険義歯と自費義歯のそれぞれにどのような特徴があり、どのような点で異なっているのかをご存知でしょうか。多くの患者さんにとって負担する費用が気になるポイントだと思いますが、実は入れ歯の治療を行うときにはこのような費用だけを見るのではなく、それぞれのメリットを考えながら治療を選択する事が重要です。自費の入れ歯と保険の入れ歯のそれぞれをしっかりと知り、適切な治療を選ぶようにしましょう。
保険の義歯というのは費用負担が少ない代わりにレジンという樹脂を多用して入れ歯を作っているので、どうしても入れ歯の形が変形しやすかったり、細かい傷がつきやすいというデメリットがあります。もちろん樹脂の入れ歯は後から補修をすることもできるのですが、このような補修を行ったとしても限界があるので、頑丈さが少ないということは知っておきたいポイントです。
一方、自費の入れ歯では金属やシリコンなどの様々な材料を利用して入れ歯を作る事ができるので、使いやすい入れ歯を作る事ができます。インプラントと組み合わせて入れ歯を固定することもできますし、金属を利用する事で頑丈で自然な温度を伝えてくれる入れ歯を利用する事ができます。入れ歯の性質をしっかりと理解して、適切な入れ歯選びをするように心がけましょう。
2018年6月28日 (木)
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